2021.12.17
バイアウト
オリックス、孫会社の弥生をKKRに売却
売却の理由
オリックスは弥生売却の理由を以下のように発表しました。
当社は、2014 年 12 月に弥生の株式を取得して以来、当社が有する金融ノウハウや人的リソースを活かして、弥生の経営陣とともに弥生の事業拡大に取り組んでまいりました。当時は 125 万だった弥生の登録ユーザー数は現在では 250 万超に上り、国内小規模事業者向けソフトウェアサービス市場における圧倒的なリーディングカンパニーとしての地位はより盤石なものとなっています。他方、社会のデジタル化やクラウドソフトウェアの浸透等、弥生を取り巻く事業環境が加速度的に変化する中、弥生の更なる成長に向けた戦略について、将来の資本政策も含めた議論を弥生の経営陣と重ねてまいりました。その結果、世界有数のプライベート・エクィティ・ファンドであり、業務ソフトウェアサービス市場における経験・知見とグローバルネットワークを豊富に持つKKRを弥生の新たなスポンサーとして迎えることで、SaaS トランスフォーメーションの推進や業界再編等を見据えたよりダイナミックな成長が可能となるものと判断し、本株式譲渡を決定するに至りました。
オリックス リリースより